2023年9月29日 MS(6:30〜7:30)
講師 吉田成一 氏
名古屋市南区倫理法人会 幹事
[テーマ]
後継者倫理塾で学んだこと覚悟・行動・謙虚
〈講話概要〉
後継者倫理塾で学んだことをお話しいたします。
MSの感想
2023年9月29日(金)
名古屋市南区倫理法人会
1652回経営者モーニングセミナー
亀井会長挨拶
今日の一言 「後継」
心と信用を継いでいくことを倫理で学ぶ。
また、本日は中秋の名月。
正しい文化を繋いでいき、伝統や文化を大切にしていく。
会員スピーチ
小杉浩子さん
セラピストとして事業を行っている。
感謝の気持ちをもって実践することを学び、7月から5つの感謝を書き出し、100日実践をおこなう決意をしたが、実践70日目で明朗になっていないことに気づき、感謝の実践をしなければと日々悩んでいた時、ふと青空を見たとき不意に気持ちが和らぎ、素直に感謝の気持ちになれた。
そこで続けていくことが大切と思い、現時点で92日目ですが1000日実践を目標に邁進中。
講話
吉田成一幹事 45歳
「後継者倫理塾で学んだこと 覚悟、行動、謙虚」
2020年に入会
2022年に副事務長の拝命を受けた。
12期生として後継者倫理塾に入塾し10ヶ月間学んだ。
自分自身を変えたい、自社を変えたいという気持ちで入塾を決意した。
45年間を生きてきて多くの選択の機会があったが、毎回自分の都合の良いわがままな選択をしてきた結果、今の自分、会社が作られてきたことがことに気づく。
【覚悟】
日々の実践を通して私は継続が苦手。
出来ないことを悔やむよりなぜできないかを考える。
【行動】
実践は頭ではなく動くことで気づくため、気づいた後どうするかを考える。
(実践)
・父親への実践を塾長に教わり、毎日一つ父親の良いところを書く
結果 良いところが100個見ることができた
・毎週家庭訪問をおこなう
結果 4週間で終わってしまったとき、父にもう来ないのかと言われ気が付いた
【謙虚】
塾の10ヶ月で「足りないこと」をノートに書き留めた。
相手の為に行動することができないため、まずは相手に感謝をして、思いを行動で表すことを決意した。
誰かのためにやってあげたい気持ちが、おせっかいにあたると思い何もできない自分がいたため、今では誰かのためにおこないたいと思い、まずは家族の為に良いことしようと思い実践を続けている
振り返り
10ヶ月の塾活動で大きく変わることはできなかったが、塾活動を通して自分の行動や考え方が、今の自社の課題に大きく結びついていることに気づいた。
それは、自分の行動や考え方の癖によるもので習慣化されていたため、これからも実践を通して自分の行動や考え方変え、良い習慣にしていきたい。
編集後記
この講話の中で私自身が職場でも家庭でも相手のことに目を向けず、自分本位の選択をしていることに気づかされました。
ただ、長年培った性格なため、すぐに変えることができませんが、まずは気づけたことに感謝し、今後はどう実践するかを考えていきたいです。
朝食・シェア会の感想
◆講話者に関する感想
- 後継者倫理塾で学ばれている時に涙され、実践の部分でも涙されましたね。本当に真剣に取り組んでる人って変わっていけるんだな感じました。
- 自分の行動の矛盾を取り除くために実践されており、実践しないと気づけない点がたくさんある、これが倫理なんだなということがよくわかりました。
- 吉田さんとは挨拶程度でしたが、これからは積極的に話しかけていきます(笑)
- 「できないことを挙げる」ことも大事ですが、自分の個性をできるだけ伸ばすことで、さらに磨きをかけていくことも大切にしてください。
◆後継者塾副委員長より
- 入塾当初は笑いもなく実践も難しい状況が数か月続き、45年間背負ってきた抱えてきた人生にどう関わっていけば良いか、一緒に向き合い勉強しながら学ばせて頂きました。入塾してくれてありがとうという気持ちしかありません。
◆後継者塾塾長より
- 今の「教育」は教えて終わってしまう。できないと、また教えるの繰り返しで、暗記の勉強になっている。大切なのは「教育」の「育」の部分で、育の定義は「待つ」こと。後継者塾では、育つ環境を作ってあげることを“薫化教育”と呼んで大切にしている。あとは本人が変わりたいと思うかどうか。徹底的に付き添い見守って待っていました。そんな思いで次回もやらさせて頂きます。
◆講話者からのメッセージ
- なかなか素直になれない自分があり、薫化教育で「自分が変わらなければ」という想いとなり、前に進むことができました。
- 父親との関係づくりも、家庭訪問をもっと増やし、「心」と「信用」の後継を深めていきます。