2023年12月22日 MS(6:30〜7:30)

講師 柘植祥史 氏

知多北倫理法人会 会長
刈谷糖業株式会社
 代表取締役

[テーマ]
人生神劇

〈講話概要〉
祖父から仕事を引き継ぎ、順調に進んでいたと思っていた矢先に、色々な苦難が訪れました。倫理を学び、また実践塾での学びを通して変化していった家族、社員さんとの関係について実践報告致します。



MSの感想

2023年12月22日

【会長挨拶】
一言「大掃除」 年末大掃除は「後始末の実践」。
喜んで行うこと、徹底してやり切ることを大切に、気持ち良く新年を迎えましょう。

大掃除は、12月13日の煤払いから始まり、12月28日まで。
今週末を有効活用しましょう!

【会員スピーチ:森 智美さん】
入会して、半年が経過。
幼少の頃より、バイタリティのある母親との折り合いが悪かった。
「本を忘れず、末を乱さず」を学び、自分の本である親へ感謝の念を持つことを心がけている。
その気持ちを持って母親と接したことで、少しずつ落ち着いてきた。

高校生の子どもから「お母さんは働いてばかりだから、大人になりたくない」という話があった。
「喜んで働いている」ということを伝えたところ、理解をしてもらうことができた。
「遊働」を目指して、頑張っていきたい。

【講和:「人生神劇」 知多北倫理法人会 会長 柘植 祥史】

就職活動を行なっていたが、内定を辞退し家業へ。
「家族のために」という思いで一生懸命働いていたが、その思いは伝わっていなかった。
さらには、母と妻の確執がエスカレートしていった。

同業の知人の紹介で倫理法人会へ入会するも幽霊会員であったが、林輝一先生の倫理指導をきっかけに、夫婦仲の改善に取り組み始めた。

ある日、実家の仏壇に手を合わせていたところ、「近くて遠いね」という母の言葉に涙が出た。
その言葉を受けて、妻と母との関係改善に本気で取り組まなければと。

義父、父、祖父の逝去を経て、妻から「義母とキチンと話をしたい」という申し出があった。
最後には、妻と母のわだかまりも解消した。

倫理実践は、間接的にでも様々な影響をもたらしてくれる。

母の介護について、不仲であった兄とも「ロッキングチェアの解体」を即行することで、兄との仲直りのきっかけとなった。

2022年には、村上アドバイザーの薦めで「倫理実践塾」へ入塾。
活力朝礼の自社へ導入にあたっては、社員の反対を心配しつつも導入することができた。

単会の運営も、会社の経営もつながっている。
家族にも社員にも「愛を持って」、行動すること。「感恩」の心を持って実践することが大切と考える。

朝食・シェア会の感想

講師 拓殖 祥史 氐

【森さん会員スピーチについて】
・バイタリティーの高い方
・立ち姿がきれい
・バイタリティーの高い方
・場の雰囲気を和ませる力がある方
・ワクワクして楽しんで仕事をしている(明朗の実践)をされ、息子さんにもその楽しさを伝えられる関係がすばらしい。

【講話について】
・傾聴についてのアドバイス
 部下とのやりとりでは、自分の主観を言わないようにしている
 相手の方に体を向けて聞く
 相手の良い点を探す
・活力朝礼を自社に取り入れる際のアドバイス
 やると決めて、社員さんに伝えること。
 一人の社員さんが動き、そこから変わっていった。
 社長のやる気と熱意が大切。

・実践塾で「愛がない」と言われ、妻に感謝する実践として、家事を手伝うことになり、改めて家事が重労働であるかが分かり、妻に対する感謝を実践。
また、親子の実践として、父が使用していたロッキングチェアを母が気にしていたため、拓殖さんが解体し感謝されたという実践を通して、家族の関係、また社員さんとの関係が良好になってきました。

【亀井会長より】
奥さんとの関係、また母との関係が倫理の実践を通して改善されたことがとても良かったと思います。母が子に何をして欲しいのかをじっくりと聞くことが大切だと思い、年末に帰省した際に、私もしっかりと母の言葉に耳を傾けたいと思います。

【講和者より】
亀井会長の実践塾を通して「経営の基盤は家庭にある!」と教えて頂きました。
この事は、倫理実践を通じて実感しています。
妻への感謝の念が強くなる事で、すなおに話を聞くことができるようになり、仕事にも身が入り、迷いがなくなりました。
今後もみなさんと共に実践を進めていきましょう。