2024年1月5日 MS(6:30〜7:30)

講師 後藤威彦 氏

名古屋市南区
倫理法人会 幹事
東亜機械工業株式会社 
代表取締役

[テーマ]
闘病生活から足るを知る

〈講話概要〉
今年(昨年)7月にくも膜下出血で倒れました。なんの兆候もなく襲われた病に入院当初は後悔や反省を繰り返す日々。。。不眠や原因不明の蕁麻疹にも襲われ人生をやり直したい気持ちまで落ち込んだ時に手に取った万人幸福の栞を”本気”で読み込み救われました。



MSの感想

2024年1月5日(金)
名古屋市南区倫理法人会
第1664回モーニングセミナー

2024年最初のモーニングセミナーは一人が一人以上参加者をお連れするoneone運動を開催し、100名以上の参加者にご参加いただきました。

<会長挨拶>
亀井会長より丸山理事長の年始挨拶の代読がありました。

<講話>
後藤 威彦氏
テーマ:「闘病生活から足るを知る」

冒頭、自己紹介から始まりました。

「片付け」や「墓参り」「妻へ感謝を伝える」などプライベートでは自分自身はできていると感じていたが、仕事の悩みから倫理法人会へ入会しました。
そして、ランキング形式で人生の苦難を発表されました。

第5位は、
2008年のリーマンショックで会社の売り上げが半減したことと、会社の片腕の社員が退職されたこと。

第4位は、
倫理法人会入会半年でだ倫理法人会についてもあまり分かっていない状態で専任幹事を拝命し、会の運営や30周年式典の運営などを任されたこと。

第3位は、
会長が変わったが専任幹事を継続。コロナもあり、会場や会の運営も大幅に変わり、組織自体もダイナミックに変更となったこと。

第2位は、
社会人となった年にスノーボードで骨折して1か月寝たきりになり、会社に迷惑をお掛けしたこと。

第1位は、
父親が57歳で急逝し、親の会社の事業を継承したこと。そして、親の会社の事業を継承したこと以上の苦難が、昨年末に起きました。突然ジムで、くも膜下出血を起こし、1か月の入院とリハビリ生活でした。

最初は自分の身体が思うように動かないことや自分のやりたいことができないことに絶望を感じ、自分を責め、他人を責めており、またこのまま起き上がれないのではないかと恐怖におびえていました。しかし、倫理法人会で「苦難」の捉え方の学びを思い出し、徐々に倫理の実践を行うようにしました。特に「明朗」「愛和」「喜働」「純情(すなお)」を心掛け、「まだ自分にはやることがある」と父親が生かしてくれたのだと感じるようになりました。

退院後、倫理指導を受け、これは「父がくれたチャンス」だと大きな気付きをいただきました。また、自分自身、人生に恵まれていることに感謝すること。今できることを懸命にやること。そして、今後の会社について弟と話し合うこと。を実践として教示くださいました。

倫理指導を受けた後、老子の「足るを知る」という言葉を思い出し、これからは感謝の気持ちと自分がやるべきことに邁進していきます。

【編集後記】
入院、リハビリ中に妻や娘が献身的に手伝ってくれたこと、また自分がいない間、弟が懸命に会社を守ってくれたこと、友人たちの助けに感謝の気持ちを伝えていたのが印象的でした。

朝食・シェア会の感想

講師 後藤 威彦 幹事

【講話について】

  • 病室での奥様の前向きな言葉と笑顔がとても印象的だった。倫理は「心を正す会」だと思った。
  • ゴルフの復帰戦もできた。「これからもっと笑っていこう」
  • 後藤さんの人徳で、周りからのサポートがあったと思う。そして、そのサポートによって早い復帰ができたと感じた。
  • 人生のやり直しだと思う。人生の始まりは柔軟で成長もすごいので、これからもっと強くなって行くと感じた。
  • 私の父も倒れたが、その際に私は父を労れなかった。今は父との関係は改善したが、支え合える家族は素晴らしいし、周りに支えられている後藤さんは素晴らしい。
  • いい話だった。元気になって良かった。夫婦仲良く、これからも元気に過ごされて、単会でも活躍されることを願います。

【亀井会長より】

  • 弟さんとの関係が劇的に変わったのは、お父さんからのプレゼント。今後とも手を取り合って、素晴らしい兄弟経営をされて行ってください。

【講話者より】

  • 前日まで緊張していたが、みんなの顔を見て安心した。みんなに支えられていると感じた。 
  • いつまでも健康だと思っていると思うが、命には限りがあり、当たり前の生活が続くわけではない。
    能登の地震のように、誰にでも何か起こる。
  • 今日の講話を聞いて、こんなこと言っていたなぁと少しでも気持ちが楽になってくれたら嬉しい。