2024年3月29日 MS(6:30〜7:30)
講師 小杉憲一 氏
名古屋市南区倫理法人会
副会長
株式会社サンエース
代表取締役
[テーマ]
会社を元気にする方法!
〈講話概要〉
社長就任時に描いていた目標とは程遠い業績で、あっという間に13年が過ぎました。この
モヤモヤを払拭するべく倫理法人会に入会。
その後、倫理経営実践塾に入塾し、自分の
能力を活かしきっていないことに気が付き
ました。 そこからの実践により起きた、様々な
変化をお話させていただきます。
MSの感想
2024年3月29日(金)
名古屋市南区倫理法人会
第1675回モーニングセミナー
【会長挨拶】
- 今日の一言「組織」
経営コンサルタントのドラッガーの言う「生物的なシステム(個の自発性が全体の性質を生み、全体の性質が個に影響を及ぼす)」は、まさに今の南区倫理法人会そのもの。今朝の「OneOne運動」を見て誇りに思う。一人一人の成長・発展が重要であり、私たち倫理法人会も一緒。日本を良くするため、役割をキチンと果たして行きましょう。
【会員スピーチ】
松名瀬 元基 氏
- 現在、飲食店2店舗を経営。現在実践していることは、店外の清掃活動。日頃は店内にこもっているので、近所の人たちと会える良い機会となっている。今後は法人化を目指し、社員の皆さんのやりがいに貢献していきたい。
【講話】
小杉憲一 氏(名古屋市南区倫理法人会 副会長)
- 「会社を元気にする方法!」
40代半ばまで、怖かった父親を判断基準に行動し、どうしたらほめてもらえるか、どうしたら怒られないか?ということばかりを考えていた。
社長就任にあたっては、①社員に誇れる会社にする、②経常利益1億円の会社にするということを掲げた。実際には3期連続赤字。ある人に「いつも何かに怒っているけど、表情には出さない「怒りんぼペテン」だ」と言われた。周囲を見渡した時に、いつも活き活きしている同業者4人の共通項が「倫理法人会 会員」ということがわかり入会した。
「明朗・愛和・喜働」を学び、改めて先送りしていた「経常利益1億円」にむけて動き出した。経営者として社員の皆さんに「輝いてもらう」という視点で、「将来が見える、元気がもらえる」経営計画を目指している。また、店舗の中で一番汚れているトイレ掃除の実践を行った。社員の皆さんにそうしたトイレを使わせていたということに気づき、感謝の念が沸いた。今では商品一つにも感謝の念が沸いてくる。そうした結果、お客様アンケートにおいて「接客面:不満0%」を3店舗で達成した。
今では、活力朝礼やクレンリネス委員会、定期的に開催する「6人限定親睦会」など社員の皆さんとのつながりを大切に、「2030年、経常利益5%、社員年収550万円」を目指して頑張っていく。
朝食・シェア会の感想
【会員様感想】
- 小杉さんは倫理に変わられた方の一人。実践していく中ですごく明朗になられたと感じる。
【ゲスト様感想】
- 政経塾の時よりもイキイキとされていた。→ご入会いただけることに。
- 小杉さんが来ると周りが明るくなる、その源泉がわかった気がした。
- 経営者としての小杉さんを見れてよかった。
- 40年来の付き合いだが、初めてかっこいいと感じた。みんなを惹きつける力は昔からあった。
- 「会社に誇りをもってもらうには、まずは社長自身が自分に誇りを持つ」という考えが印象に残った。
- 日本を元気にしたいという気持ちを身にしみて感じた。
- トイレ清掃、理念の話に感銘を受けた。
- 心配性は毒ガスという話が自分にもあてはまる節があり、今後気を付けようと思った。
【亀井会長より】
- 松名瀬さん 緊張されていらっしゃるのがひしひしと伝わってきた。法人成りした後も継続して頑張っていただきたい。
- 小杉さん 他単会でも講話をされており、小慣れていた感はあったが、今回自単会向けに構成をガラっと変えていたので素晴らしいと感じた。小杉さんはジェットコースターのように大きく上下するが、下がった後により高いところにもどってくる。今後のご活躍も楽しみにしている。
【講話者より】
父親から否定されることが多かったため、自分のことを否定されることが嫌だったが、倫理は今のまんまでいい、こうしたらもっとよくなるよというスタンスなので前向きになれる。今までは甘えてばかりだったので、今後は愛を与える側になりたい。
政経塾やバスケなど、いろいろなご縁の方と倫理を通じてつながれるのはうれしい。